
ピアス穴の正しい開け方
ピアス穴を開けるには、病院や専門店、自分で開ける方法があります。
体に傷をつける行為なので安易に考えず慎重しましょう。
病院で開ける方法
まず、安全に開けてもらうなら絶対病院です。
保険は適用外で、1ヶ所3000~6000円が相場ですね、やはり後々のケアを考えると病院で開けてもらう方法をおすすすめします。
病院では、専門器具(ピアシングニードル)で開けてもらえます。
術時間は、ほんの数秒~数分で済みます。
また、化膿止めにに抗生物質を出してくれたり、トラブルが起きた場合でもすぐに対応してもらえるので安心です。
専門店で開ける方法
ピアッシングスタジオと呼ばれる専門店でもピアスの穴を開けてくれますが、日本ではピアスの穴を開け
ることは医療行為で医師免許が必要です。
モグリで不法医療行為を行っているところやあまり上手ではないとか不親切などの声もありますので、評判が良い専門店を探しましょう。
今ではネットでいくらでも探せると思います。料金は病院とほぼ変わりません。
自分で開ける方法
最後に、自分でピアスを開ける方法を紹介しますが、あくまで自己責任であることを自覚しましょう。
ただ先人で、かなりの方が自身で開けていますので安心できる部分もあります。
自分で開ける方法
今は、ピアッサーという専用器具にファーストピアスと呼ばれる針のように先端の尖ったピアスをセットして使います。
ファーストピアスで大体5~6週間、ピアスホールが完全に完成するまで付けておけば完了です。
値段は1200~1500円くらいです。
ピアッサーの痛みをおさえるコツとは?!
初めてピアスを開けるのって、先が尖がってて痛そうとか凄く怖いですよね。
ピアッサーも何種類かあり、
- 金属の種類(樹脂タイプもあり)
- 太さ(16G・14G)
- 長さ(レギュラー・ロング)
- ファーストピアスのヘッドの色
など選ぶことができます。
ほとんどの人が16Gでいけますが、厚めの耳たぶならロングタイプか、14Gを使った方が穴が安定します。
金属アレルギーの人は、樹脂タイプになります。
消毒液はジェルタイプのものがおすすめです。
切り傷消毒(マキロン)は刺激が強いのでおすすめしません。
ここからが、痛みをおさえるコツなんですが
油性マジックと保冷剤を用意しましょう。
- 保冷剤で耳たぶを冷やす
- 手と耳たぶを消毒する
- マジックで位置に印をつける
- ピアッサーで穴をあける
-
保冷剤で耳たぶを冷やすと耳たぶの感覚が無くなって痛みをあまり感じなくなります。
感覚的麻痺ですね、ただ、冷やしすぎて冷凍やけどにならないように注しましょう。
手と耳たぶを消毒するは、よく手を洗って消毒ジェルを指先にすり込み、耳たぶにもしっかり塗りましょう。
実はこの手の消毒が一番大事かもしれません。
開通後のトラブルで多いのは、手からのばい菌という報告もあります。
ピアッサー自体は、もともと抗菌されていますから新たに消毒しなくて大丈夫です。
マジックで位置に印をつけるは、狙いが定まらずブレることを防ぐためにします。
印を付けないで開けると、左右で高さが違ったりと思った場所からずれやすいです。
身近な人に確認してもらうのもいいかもしれません。
最後は、ついにピアッサーで穴を開けるです。
テーブルなど肘が固定しやすい場所を選んで、鏡を見ながら耳タブにつけた印にファーストピアスを通します。
この時、耳たぶに対し角度はなるべくまっすぐ垂直に通るようにしましょう。
斜めになったりと傷口が長くなったりすると皮膚に余計な負担がかかりますので、傷口は最小限度にすることがコツです。
開けた後の処置
ファーストピアス貫通後は、半日は放置して極力ピアスをいじらないでください。
ピアスの穴は傷口ですからピアスを動かせば痛いし血も出てきます。
開けた後は、コットンに消毒液をつけて、軽く水分を取ってきましょう。